2021-11-19 ストレッチについてのむにゃむにゃ

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ストレッチの動画を見てくれた友人から「やってみるとすごく良いんだけど、一見マニアックで毎日気軽にできない感じがする」という感想をもらった。

やっぱりそうなのか…。ある程度自覚をしていたし、せめて「肩こりをやっつける！」みたいにキャッチーなタイトルをつけたりしてるつもりなんだけど…そういうことでもなかったか…。

2020年の4月からいろんなストレッチやマッサージ方法を動画にしてきたけれど、多くの方がやったことのある、YouTubeで検索するとすぐに繰り返し出てくる基本のストレッチのようなものはなんとなく入れずにおこうとしていた。そういう動画はたくさんあるから私が同じものを紹介する意味があるとは思えなかったし、もしそういうものを求めるなら、音楽やタイマーを入れたりして楽しく編集されている動画を見るほうが良かろうと思ったから。

自分が発信するものが、他の人と同じことをなぞるのだったら存在する意味があるのかな…ましてや、YouTubeではいくらか収益がいただけるので（月に何百円とかだけど）どのストレッチ本にも載っているような動きを発信してお金を頂けていいのか…という気持ちにもなる。

どの動画を見てもこういう動きがあるのかーと新鮮だったり、ちょっとむずかしいけど2,3回繰り返したらちょっと分かるみたいな発見があったら楽しいし…という気持ちでなるべく違う動きを毎回入れてきたのだけれど、自分の感覚は多くの方の感覚と大きく乖離しているのかもしれない。

毎日の生活になんとなく取り入れてほしいのに、毎日のルーティンにいれづらいのであれば本末転倒ではないか。

たくさん見られなくてもいいやと思って良いものを作ろうとしてきたけれど、「良さそう」と思ってくれている方をも遠ざけているのだとしたら改善しなくてはいけないな……

でもこれは私が人に何かを教える時にいつもぶつかる問題かもしれない。

やはり私のほうに問題があるのだ…。

布や糸とはあまり関わりのない生活をしているけれど（縫い物とか編み物がそんなに得意でもないし）、でも布や糸やそれでできた作品には心を惹かれる。

同じ仲間の色だけどほんの少しずつ変わってゆく色とか、溶け込むように縫い込まれた刺繍とか、縦糸に絡まった横糸が、となりあってみたときにその色同士がどんな風に見えるかとか、そういうことが好きみたい。